プロセス5「検証する」

プロトタイプをテストして反応から学ぶ

プロセス5「検証する」。ユーザーにどのアイディアが受け入れられ、どのアイディアが受け入れられないかを、試作を体験してもらう(ユーザーテスト)ことで、メンバーが学ぶことが目的です。

テストの準備段階で必ず「被験者シート」を作ること。「被験者シート」とは、被験者にテストの主旨や注意事項を文字で的確に伝えるためのドキュメントである。口頭だけによる説明よりも確実かつ正確にテストの主旨を伝えることができる。

テストは、リラックスして行ってもらうため、スタッフが居る場所インタビュールーム)とは別の場所(できれば個室)を用意する。テスト後はインタビュールームに来てもらうことを告げ、テストの終了を待つ。

デザインスプリント実践ワークショップ

■「被験者シート」で被験者に伝えるべきことはほぼいつも共通しているので誰でも使えるようにアーカイブ化しておくとよい。

5-5:インタビューする。

試作のテスト後に被験者にインタビューをする。インタビューはファシリテーターが口火を切るが、メンバーが個別に質問しても良い。質問項目は、「どんなサービスか?」「サービスのメリットは?」「評価できる点」「改善が必要な点」「疑問点」である。

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■インタビューのフィードバックを画面遷移図に書き出しているところ。懸案ポイントに付箋を貼ってキーワードを直感的に書き出していく。

5-6:振り返りミーティングを行う。

テストとインタビューが終わるごとに、そのインタビューとフィードバックを振り返り、「良かった点」「問題点・疑問点」「他」の意見を出し合う。各メンバーの意見の抽出と共有が目的である。

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■どんなに些細なことでも良いから、ざっくばらんに意見を出し合うのがポイント。以外なところに「金脈」が隠れている場合が多いから。

以下、振り返りミーティングで得られたメンバー間の共通認識。

ユーザーには総じて作り手側が意図したように認識はしてもらえない

◆何かさせたい、という意図はユーザーに見え見えのようだ。
◆フリー素材使用の抽象的なイメージではなく、サービス提供者がちゃんと出てきた方が共感する
◆イメージが抽象的であるとユーザーは「これは怪しい」という印象を持つ
◆露骨な値段が表示されていると、粗悪な商品をつかまされそう。騙されそう、という疑いを持つ
◆メアド登録・FBアカウント登録は、やはり一瞬ためらう。敷居が高い。メリットと安心がちゃんと分かった上でなら、登録したい