改めまして、夏本健司と申します。
20年間、ウェブ構築ディレクターを経験したのち、2016年に初めてグーグルのサービス開発法「デザインスプリント」をワークショップにしました。
2018年にソニーとリクルートにて事業開発研修を開始、2019年にスプリントジャパン株式会社を設立して日本で初めて「デザインスプリント」を事業化しました。
「イノベーションをカンタンにする」をパーパスとし、今後10年以内に事業開発とスタートアップの業務プロセスをDX化・AI化し、どのような会社でも失敗なく新規事業が立ち上げられる世界を目指しています。
直近では、2022年中にデザインスプリントを広めるオープンイノベーションのコミュニティを開設する計画です。
また、これまでの知見と事例を編纂して電子出版にまとめる計画も進めています。
イノベーション・フォーマット理論(X-SPRINT)
デザインスプリントのメソッドをさらに発展させ、新規事業開発・DXビジネス開発の成功法則として「型」化したものである。
デザインスプリントの「タイムボックス」「思考の視覚化」「フラット会議システムとサイレント投票」「検証シナリオ」の4つのフレームワークの相互作用が仮説検証サイクルを加速させ、容易に「型」を超えることで高い確率でイノベーションを誘発することができるという考え方で、これを従来の組織開発トレーニングのように人の能力を向上させて成し遂げるという思想ではなく、デジタルツールの機能とUXを対象者にフィットさせることで誰でも短期間で成果を上げられるようにした逆転の発想である。
また、イノベーションを実際に起こした歴史上の人物の思考法則や行動パターンを分析・体系化し、テクノロジーとアルゴリズムによって簡易に再現するというメカニズムの集合体でもある。