デザインスプリント 事例から見る新規事業の正しい進め方
デザインスプリント3.0最新事例を企業研修実績30社以上の中からご紹介。ソニー、リクルート、トヨタ、NTTドコモ、東京ガスなど弊社クライアントではどのようにデザインスプリントをしているのか。事例をビフォー&アフターで詳しく解説しています。
デザインスプリント事例を公開するにあたり
すべてのクライアント企業とは、それぞれ個別の守秘義務契約を結んでいます。よって契約的・倫理的側面を考慮し、実名を伏せた上でなるべく具体的に紹介をしていきます。
某有名文具メーカーの事業部横断プロジェクト
ビフォー
各部署で商品アイデアを募集するが、これといった企画が出てこなかった。
アフター
わずか3日のデザインスプリントで可能性ある商品アイデアが創出され、役員会に取り上げられるまでに進展、新規事業開発チームも組織できた。
主幹部署
取締役直轄
デザインスプリント参加者
いくつかの異なるブランドの企画部、営業部の社員
デザインスプリント終了後の展開
役員会でプレゼンされ、予算申請と特命プロジェクト化の審議中
某機器メーカーの新規事業部
ビフォー
新事業案がいくつかあるが、チーム作りと商品価値の検証ができていなかった。
アフター
5日のデザインスプリントで、チームに共通の考え方をインストールでき、チームの協力体制が向上した上、顧客インタビューによる検証ができた。
主幹部署
事業部長
デザインスプリント参加者
新事業案の立案者(社内応募)と自薦で集まった各分野の専門家
デザインスプリント終了後の展開
事業計画に則り審査を通過し、次のステージへ移行した。
某BtoB中小企業
ビフォー
ある新サービスを顧客提案したいが、注文がとれるかどうか不安なため営業部が躊躇していたため、営業成績に繋がらなかった。
アフター
5日間のデザインスプリントにより、顧客に興味を持ってもらえることがわかり、デザインスプリント中に作成したプロトタイプで実際に顧客提案をした結果、無事受託に成功し、短期間で営業成績をあげることができ、より少ない稼働で新サービスを作り上げることができた。
主幹部署
社長直轄
デザインスプリント参加者
営業部の社員、顧客企業の社員
デザインスプリント終了後の展開
デザインスプリント中に作成したプロトタイプが縁で新規顧客開拓に成功した。
某スタートアップ企業
ビフォー
アイデアをあたためているサービス企画があるが、顧客ニーズがあるサービスかどうかの判断ができずにずっと保留になっていた。
アフター
3日間のデザインスプリントにより、販売前・開発前に顧客ニーズがないことが明確に分かったので、即開発を中止し、機会損失を未然に防ぎ、開発費用を軽減させることができた。
主幹部署
社長直轄
デザインスプリント参加者
デザイン部、開発部の社員
デザインスプリント終了後の展開
終了後1ヶ月以内にさらに2回デザインスプリントを実施し、新規事業の新たな芽を産むことができた。
新規事業の正しい進め方 ワンポイントアドバイス
新規事業を軌道に乗せるには、上長や周りの利害関係者の理解がカギになります。
もしも上長や周りの利害関係者がデザインスプリントのことををよく知らない場合は、弊社「オンラインスプリンント集中ワークショップ」に参加してもらうなど、効果と意味を実感してもらうことが先決です。