デザインスプリントはサービス開発法の一種ですか?

デザインスプリントについて、実は多くの方々が勘違いをされています。デザインスプリントは、本質的には、組織やプロジェクトで、新規事業開発やオープンイノベーションを速く確実に進める考え方・仕組みです。

他の似たようなメソッドはありますが、マインド、スキル、ツールが一致しているという点では、他と大きく異なるものであると言えます。

新しいことを実行するためには、マインド、スキル、ツールが一致している必要があります。そうでないと、方針・方向性から現場のタスク・ツールまでが一気通貫に繋がらないため、組織の上層部と現場との乖離が起こってしまいます。

多くの組織で事業開発がうまくいかないのは、実はこのためなのです。

コンサルタントや新しモノ好きの担当者によって次々と新しい手法やツールが導入されても、一向にプロジェクトが前に進んでいかない例は、枚挙にいとまがありません。

デザインスプリントはご存知にようにGoogleで誕生し、GAFAMの企業を中心にブラッシュアップされてきました。これらの企業で何故積極的に使われるかは、まさにこの点においての唯一無二の解決策だからです。

彼らは、デザインスプリントをサービス開発法とは捉えていません。

少なくともデザインスプリントを実施し、リードするファシリテーターがこのことを理解していないと、おそらく失敗に終わるでしょう。

単にサービス開発法の1つとして実施し、マインド面がチームメンバー内で共有できていないと、表面的なことだけに終始してしまって、途中で行き詰まってしまったり、期待した成果が得られないまま終わってしまうことになります。

執筆者

SPRINTマスター夏本 健司

事業創造イノベーター/AIソロプレナー

夏本 健司

複数企業の事業コンサルタントをしつつ、AI 駆動ソフトウェア開発とマインドチェンジのコーチをしています。
ライフワークでは、社会課題の解決を AI と共に成し遂げる活動・研究をしています。

スプリントジャパン株式会社 代表取締役。東京藝術大学美術学部卒業後、テレビ朝日グループ、電通グループにて、 Web構築ディレクター/UIデザイナーを経験。

2017年に「デザインスプリント」のテストマーケティングと企業内研修・公開ワークショップを開始。

2021年に「顧客開発モデル」をベースにした「失敗しない事業開発法」のサービス化を開始。

2024年に「AIによる事業創造プロセスの生産性向上」のサービス化を開始。

主な実績

デザインスプリント顧客開発モデルのファシリテーター歴7年、企業内研修・公開ワークショップ参加者は1,150人
ソニー、ホンダ、トヨタ、日産、リクルート、NTTドコモ、NTT東日本、ソフトバンクなど国内大手中堅組織60社以上でデザインスプリント顧客開発モデルを支援し、多数の新製品リリース、新規事業化に寄与している。

AI駆動開発しているアプリ

◼ 事業創造Saas
◼ 事業開発者向けAIエージェント
◼ 糖尿病患者向け自動献立作成アプリ
◼ クライアント企業のソフトウェア開発

執筆中の論文

◼ イノベーション・フォーマット理論
◼ 事業改革におけるAI 駆動ソフトウェア開発の有用性
◼ 自己実現フレームワーク

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