デザインスプリントはサービス開発法の一種ですか?

デザインスプリントについて、実は多くの方々が勘違いをされています。デザインスプリントは、本質的には、組織やプロジェクトで、新規事業開発やオープンイノベーションを速く確実に進める考え方・仕組みです。

他の似たようなメソッドはありますが、マインド、スキル、ツールが一致しているという点では、他と大きく異なるものであると言えます。

新しいことを実行するためには、マインド、スキル、ツールが一致している必要があります。そうでないと、方針・方向性から現場のタスク・ツールまでが一気通貫に繋がらないため、組織の上層部と現場との乖離が起こってしまいます。

多くの組織で事業開発がうまくいかないのは、実はこのためなのです。

コンサルタントや新しモノ好きの担当者によって次々と新しい手法やツールが導入されても、一向にプロジェクトが前に進んでいかない例は、枚挙にいとまがありません。

デザインスプリントはご存知にようにGoogleで誕生し、GAFAMの企業を中心にブラッシュアップされてきました。これらの企業で何故積極的に使われるかは、まさにこの点においての唯一無二の解決策だからです。

彼らは、デザインスプリントをサービス開発法とは捉えていません。

少なくともデザインスプリントを実施し、リードするファシリテーターがこのことを理解していないと、おそらく失敗に終わるでしょう。

単にサービス開発法の1つとして実施し、マインド面がチームメンバー内で共有できていないと、表面的なことだけに終始してしまって、途中で行き詰まってしまったり、期待した成果が得られないまま終わってしまうことになります。

執筆者

SPRINTマスター夏本 健司

SPRINTマスター

夏本 健司

スプリントジャパン株式会社 代表取締役。東京藝術大学美術学部卒業後、テレビ朝日グループ、電通グループを経て2002年に独立。

20年間UIデザイナー業務を行ったのち、2016年よりデザインスプリントのテストマーケティングとメソッドのローカライズ化を始める。

主な実績
1998年:保険業界の新規ビジネスにて5億円の出資を成功させる
2000年:建築業界の新規ビジネスにてゼロから月商4000万円の事業へ
2002年:金融業界の新規ビジネスにて会員数を2万人から20万人へ成長させる
2004年:教育事業の立ち上げにて52のカリキュラム構築を担当
2005年:健康分野の新規ビジネスにて3ヶ月で損益分岐を達成
2016年:デザインスプリントをサービス化を開始

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