ワークショップ開催の統計的根拠について
2020年03月14日
ご注意:この記事は 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針について と一緒にお読みください。
スプリントジャパンの開催するワークショップについては、安倍総理の発表、厚生労働省発表の感染者の数値と識者(信頼できる大学教授)の見解・感染の統計的確率を総合的に判断して、現時点(2020年3月14日)時点では、マスクとアルコール消毒液設置による新型コロナウイルスの感染又は拡大の防止を十分整えた上での開催をいたします。
その根拠と判断を以下に示しましたので、ワークショップに参加希望される方は参考になさってください。
まず、安倍総理の発表は、内容が極めて曖昧で抽象的であり、科学的な根拠が明示されていないばかりでなく、「要請」に対する補償が一切示されていないために国を代表する公人の発言としては極めて信頼性を欠くことから、厚生労働省による発表数値と、識者による見解・感染の統計的確率をもとに比較検討を致しました。
「政府といたしましては、この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします。」
(安倍総理の発表)
「多数の方が集まる」とは何人から何人までを指すのか?
「文化イベント等」とはどこからどこまでを指すのか?(スプリントジャパンの開催するワークショップはビジネスなので、「文化イベント」ではないですが)
以上のように、具体的な内容と数値がなんら示されていません。
厚生労働省による発表数値(2020年3月14日時点)
東京都の新型コロナウイルスに関連した患者の発生について
※感染者10人の内訳
東京都:患者9例、無症状病原体保有者1例
日別の感染者発表数値
※1億2601万人(2019年の日本の人口)中、1日あたりの感染者数はわずか40人から50人/日で横ばいになっていいる。
(つまり感染者の発症は抑制されているということです)
新型コロナウイルス感染症の現在の状況について
感染する確率は一体どれくらいなのか?
感染者が実際に今どこにいるのか?(基本的に感染しないようにするためには、感染者がいる地域へ行かなければ良い)、また感染する確率はどの程度なのか?(確率が分からなければ行動計画の立てようがない)なのか、厚生労働省による発表数値では全く不明なので、有識者による意見を参考にしました。
京都大学大学院教授・藤井聡先生による試算
「10人以下では感染確率はゼロ%」
中京大学教授・武田邦彦先生による見解
「感染の危険性データはいい加減」
正しい感染防止対策は必要
ただし、もちろん街中で隠れ感染者(潜伏期間のため感染に気づいていない人)にすれ違う確率は全くゼロではないので、正しい感染防止対策は必要です。
・常時マスクの着用(飛沫感染以外で染る可能性は極めて少ないが、念のため)
・移動時の手洗い(ドアの取手や手すりなどに着いて生きているウィルスが衣服や手に移って感染する危険性がある)
・ご自身の感染確認
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていないか?
・強い倦怠感や疲労を感じていないか?
・直近2週間以内に感染していると思しき人や中国人、旅行者などと近距離で接触をしていないか?
以上により判断しました
以上のデータと情報により、都内で10人以下(デザインスプリントの参加上限人数は最大7名です)の、しかも特定の方の集まるワークショップは「正しい感染防止対策」ができていれば「感染確率はゼロ%」と判断致しました。
ただし、厚生労働省発表による数値が改竄された数値であったり、そもそもの感染者が発表された数値と大幅に異なる場合(実際の国内の感染者が1000以上で、諸外国と同様にパンデミックになった場合)は、ただちにワークショップの開催をオンラインワークショップに代替致します。
ですから、スプリントジャパンのワークショップへご参加を希望される方は、
所属の上長へ上記「感染確率ゼロ」の報告をあらかじめ行っていただき、安心感を与えてください。
そして、以下の「正しい感染防止対策」を行っていただいた上で安心してご参加ください。
・お越しになる際のマスクの着用
・入室前時の手洗い
・当日の感染確認
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いていないか?
・強い倦怠感や疲労を感じていないか?
・直近2週間以内に感染していると思しき人や中国人、旅行者などと近距離で接触をしていないか?